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オノ・ヨーコ 希望の路
JUGEMテーマ:アート・デザイン


「希望の路」と題されたオノ・ヨーコさんの講演を六本木ヒルズのグランドハイアットボールルームイーストで聞いた。

ごく若いころの私にはヨーコさんは理解しがたいものがあった。
しかしあるとき、昔の日本の上流階級の人たちが話していた、今はもうほとんど聞かれることのなくなった美しい日本語を話す人、と気がついた。
わたしにとってヨーコさんは音楽家、というよりフルクサスという芸術運動に参加していたアーティスト、あるいは平和活動家である。

彼女は一通りの話を終えると会場からの質問を受けた。
彼女の前まで来て、直接話をする形。
質問する人たちだけでなく会場にいる人たちみんなが、まるで彼女の言葉に飢えているかのように見えた。ポジティヴで力強くやさしい言葉。
みんなそれを聞きたがっている。

いくつかの言葉が残った。
Q「今のこの苦しい状況下の日本で私はいったい何をすればよいのか」
A「あなたがあなたらしく生きること。そして自分にできる範囲のことをすればよい。人間だから”もうできない”とか弱音を吐いても良い。でも自分を信じること。」
A「力がないと思わないこと。潜在能力がまだある。子供が小さな石を海に投げれば、その影響は世界の海に広がるのだから、あなたにもできる。」

Q「ヨーコさんの作品を見るととても力強い。そのパワーはどこかるくるのか?」
A「私の作品を見てそう感じるとしたらそれはあなたにパワーがあるからです。」

もっと好きなことばもあったかもしれない。折に触れてふと思い出したり励まされたり、安心したりするんだろう。
78歳の洗練された知的なヒッピー、と言ったら怒られるだろうか。

一度だけジョンのことを話した。
「わたしもジョンもとてもせっかちだったから、ベッドインをしたあとに”これでもう世界は平和になる”と喜んでいたけれど、全くそうはならなかった。結果をいそいではだめ。」
また、どうやって人にわかってもらうか、という質問には「真実が示すから、言葉でいくら説得してもだめ。でも真実が示してくれる。」

このやりとりこそが彼女の今のパフォーマンスであり、芸術なのだ。
帰り路からもうみんなポジティヴ。
: アート : 22:05 : comments(0) :









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