肖像画家タマラ・ド・レンピッカの作品を見た
2010.04.16 Friday*
それほど興味はなかったが、たまたまアールデコの旧朝香宮邸を見学した後だったので、友の文ちゃんに誘われるまま、彼女の友人と3人でBunkamuraザ・ミュージアムで展覧会を見た。
アールデコの時代にその最盛期を迎えた彼女の肖像画家としての力量もさることながら、一番惹きつけられたのは、華やかな生き方と、それが許された資産と美貌である。
幾度もモデルとして登場する娘のキゼットも美しい。
娘の肖像の顔が毅然として見えるのに対し、その後離婚する夫を描いた絵は暗い。
女性をも恋人にしたひところがあったようだが、女性としての自分の中に閉じ込められた何かを解放するために、必要だったのかもしれない、とぼんやりと思った。タマラの恋人であったその女性も美しく毅然としていた。
5月9日まで。
アールデコの時代にその最盛期を迎えた彼女の肖像画家としての力量もさることながら、一番惹きつけられたのは、華やかな生き方と、それが許された資産と美貌である。
幾度もモデルとして登場する娘のキゼットも美しい。
娘の肖像の顔が毅然として見えるのに対し、その後離婚する夫を描いた絵は暗い。
女性をも恋人にしたひところがあったようだが、女性としての自分の中に閉じ込められた何かを解放するために、必要だったのかもしれない、とぼんやりと思った。タマラの恋人であったその女性も美しく毅然としていた。
5月9日まで。
