JUGEMテーマ:ペット
ルーシーもだいぶ歳をとった。しかし飼い主はいつまでもそばにいてくれるものとつい思ってしまう。
先日の夜中、実は大変なことがあった。
1時過ぎにバタンバタンと大きな音がしたのでルーシーに何かあった、と思って走り寄ってみると、おそらく急に立とうとして足がもつれて転んだのであろう、廊下で倒れたように横たわっており、そこにお漏らしもしていた。
それからは立つように促しても全くその気がない。虚な目を開けたままで寝ようともしない。
私は体をきれいにしてあげてから大きなバスタオルを体の下に差し入れて引きずるようにして部屋に戻し、2Fから床ずれ防止用のマットを持って降りた。この夜、ルーシーの命のページが一つめくられて、寝たきりになるような嫌な予感がしたのだ。購入済みの老犬用カートも組み立てよう。着たままねんねのハニカム胴輪も出した。
目を見開いたままどこか打ったのかもう動こうとしないルーシー。
翌日は一日中散歩を拒否。ただ横になっている。先生に往診を頼むことを考える。
後ろ足に悪性腫瘍ができた時も手術して乗り越えて、また歩けるようになったじゃないか、MRIも撮りに行ったけど異常なかったじゃないか、などとグルグル考える。いつまでも同じにいてくれると思っちゃいけなかった。
ところがそのまた翌日、、、、ルーシーはほぼ普通に歩き始めて、散歩に行こう、と誘ってくれた!!
歩ける!!まだ寝たきりにはならない!!
昨日丸一日散歩を拒否して動かなかったルーシーの、あれはプライドだったのだろうか。
転んでお漏らししたことが悔しかったのだろうか。
しかしこんなに嬉しかったことはない。私に覚悟をさせてくれたルーシーに感謝。
そしてまだいっしょにお散歩してくれることに感謝である。
やはり子猫には優しく自分の身体を子猫のベッドに提供していた