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ゴー・ビトゥイーンズ展: こどもを通してみる世界
JUGEMテーマ:アート・デザイン


今月一杯なので急いで!!
久しぶりにとっても面白かった。
例えば子供は親の海外出張先でいつか親を抜いて異文化との間に入って通訳をしてくれるようになるだろう。
そういう中国から来た家族を自分の子供の学校で見てきた。ゴー ビトゥイーンズである。
そして自分は今でも空想と現実を行き来してしまうことがある。子供の頃はもっと境が曖昧だった。
ゴー ビトィーンズである。

いくつか強烈に印象に残ったものがある。
ウォン・ソンウォンの写真「7歳の私」シリーズ。何度も何度も見直したくなる不思議な写真。現実なのか記憶の中の町なのか。体が小さいだけで、また視線が低いと言うだけで、全く違う観点から町や構造や大人を理解していた、あの感覚。

急速に経済と文化が変化する中国の北京でどこへ行けば良いのかわからなくなって漂流する魂。

ピカソの「泣く女」の絵を見ながら想像したことをイギリスの小学生達が次々に言葉にしていくのを見る面白さ。

夫と私で全く解釈の異なった「エイト」という子供の誕生日のパーティを撮ったヴィデオ。
土砂降りの庭で誕生日パーティのしつらえを黙々とひとりいじる子供の姿を、「近くで大人の声もしているにも関わらず、土砂降りのパーティを1人で庭で過ごす子供はなんて悲惨なんだ」と捉えた夫と「子供は究極のエゴイスト。土砂降りだろうが槍が降ろうが自分の誕生日は一人でも楽しもうとする。いらない物は見えなくなる。」と捉えた私。解釈はそれぞれ。
自分にもあった子供時代の栄光と悲惨が強烈に生き返ってくる。そしてなぜか微笑みたくなる。大人になったつもりでもまだ自分の中には強烈に子供が生きている、きっと誰しもがそんな気持ちになるのだろう。
 
: アート : 10:43 : comments(0) :
オノ・ヨーコ 希望の路
JUGEMテーマ:アート・デザイン


「希望の路」と題されたオノ・ヨーコさんの講演を六本木ヒルズのグランドハイアットボールルームイーストで聞いた。

ごく若いころの私にはヨーコさんは理解しがたいものがあった。
しかしあるとき、昔の日本の上流階級の人たちが話していた、今はもうほとんど聞かれることのなくなった美しい日本語を話す人、と気がついた。
わたしにとってヨーコさんは音楽家、というよりフルクサスという芸術運動に参加していたアーティスト、あるいは平和活動家である。

彼女は一通りの話を終えると会場からの質問を受けた。
彼女の前まで来て、直接話をする形。
質問する人たちだけでなく会場にいる人たちみんなが、まるで彼女の言葉に飢えているかのように見えた。ポジティヴで力強くやさしい言葉。
みんなそれを聞きたがっている。

いくつかの言葉が残った。
Q「今のこの苦しい状況下の日本で私はいったい何をすればよいのか」
A「あなたがあなたらしく生きること。そして自分にできる範囲のことをすればよい。人間だから”もうできない”とか弱音を吐いても良い。でも自分を信じること。」
A「力がないと思わないこと。潜在能力がまだある。子供が小さな石を海に投げれば、その影響は世界の海に広がるのだから、あなたにもできる。」

Q「ヨーコさんの作品を見るととても力強い。そのパワーはどこかるくるのか?」
A「私の作品を見てそう感じるとしたらそれはあなたにパワーがあるからです。」

もっと好きなことばもあったかもしれない。折に触れてふと思い出したり励まされたり、安心したりするんだろう。
78歳の洗練された知的なヒッピー、と言ったら怒られるだろうか。

一度だけジョンのことを話した。
「わたしもジョンもとてもせっかちだったから、ベッドインをしたあとに”これでもう世界は平和になる”と喜んでいたけれど、全くそうはならなかった。結果をいそいではだめ。」
また、どうやって人にわかってもらうか、という質問には「真実が示すから、言葉でいくら説得してもだめ。でも真実が示してくれる。」

このやりとりこそが彼女の今のパフォーマンスであり、芸術なのだ。
帰り路からもうみんなポジティヴ。
: アート : 22:05 : comments(0) :
Ayako Isaka個展
JUGEMテーマ:アート・デザイン
アヤちゃんは面白人間である。一緒にいると本当に楽しくて退屈しない。
黙っているとかなり美人なのにしゃべるとノリ突っ込みの機関銃である。

たまにうるさい。

アヤちゃんは基本愛犬家アーティスト(最近猫に目覚める)なのである。
およそ1年に一度は個展を開き、他にグループ展への参加も意欲的。

今回は銀座の藤屋画廊で「HOPE FOR」と題された個展を見てきた。(6月7日〜6月18日まで)
いつものアヤちゃんらしい、グリーンとブルーの微妙な美しい色使いの中に、彼女の愛情深い世界観が描かれていた。ところどころに大好きな犬や猫が顔を出している。
みんなを笑わせているアヤちゃんが、画廊の人から「先生!!」と呼ばれているのを見ておかしかった。

藤屋画廊

アヤコイサカHP
: アート : 10:39 : comments(0) :
ルーシー・リー
ルーシー・リー(1902.3.16〜1995.4.1)はユダヤ系の陶芸家で、ナチスの迫害から逃れるため1938年にイギリスに移住した。
彼女はMewsと呼ばれる、私の大好きなイギリスの古い建物に住んでいた。
そこは今はもちろんブループラークが埋められている。
そして「Dame Lucie Rie 1902〜1955 potter lived and worked here from
1939 until her death」と記されている。
彼女はDameの称号を授与されていた。


今、新国立美術館で彼女の作品を見ることができる。
どこかモダンでどこか日本の陶磁器をも思い起こさせる。
特にピンク色の陶器が美しく思われた。
釉薬を良く研究していた彼女の特徴がでているのではないだろうか。
フォルムの美しさはろくろを挽きながら微妙にバランスを崩したり整えたりしてできたものだ。
たくさんの陶器やボタンに見入った。



ルーシー・リーを全く知らなかった私に教えてくれたのはジャイブ君のお母さん。ありがとう。

: アート : 23:28 : comments(2) :
大久保で画廊
この地で画廊を営もうとは果敢な試みである。
本屋は次々と消え、100円ショップと中華とコリアン隆盛の街で。
交友関係の広い文ちゃん経由でオープニングパーティへ。

河口聖(かわぐちせい)さんの作品は生まれ故郷の鳥取の土や砂が顔料に混ぜられているのでキャンパス上に独特のマチエールができており、ざらっとしている感じ。

画廊オーナーの飼い猫が入口で訪問者にごあいさつ。
アートピープル、アーティスト、またはアーティストだと自分で思っている人たちがたくさん。
クロスオーバーの試みとして歌手も登場。
今後どうなっていくのか、心配しつつひそかに楽しみたい。



: アート : 12:53 : comments(0) :
肖像画家タマラ・ド・レンピッカの作品を見た
それほど興味はなかったが、たまたまアールデコの旧朝香宮邸を見学した後だったので、友の文ちゃんに誘われるまま、彼女の友人と3人でBunkamuraザ・ミュージアムで展覧会を見た。
アールデコの時代にその最盛期を迎えた彼女の肖像画家としての力量もさることながら、一番惹きつけられたのは、華やかな生き方と、それが許された資産と美貌である。
幾度もモデルとして登場する娘のキゼットも美しい。
娘の肖像の顔が毅然として見えるのに対し、その後離婚する夫を描いた絵は暗い。
女性をも恋人にしたひところがあったようだが、女性としての自分の中に閉じ込められた何かを解放するために、必要だったのかもしれない、とぼんやりと思った。タマラの恋人であったその女性も美しく毅然としていた。

5月9日まで。

: アート : 10:37 : comments(4) :
大好きアールデコ
好きな時代をひとつ選べと言われたら絶対にアールデコだ。
現在の文化の黎明期。
建物や衣服、インテリアや絵画、バレー、なにもかもが美しいフォルムを持っていた時代。
音楽もロマン主義から印象派に変わり、その後はもう主義と呼ばれる大きな流れと言うよりは一つ一つの派になっていった時代。

旧朝香の宮邸は迎賓館時代を経て現在は庭園美術館となっている。
全くのアールデコ建築である。それが期間限定で普段は見ることのできないお部屋も解放されていた。写真撮影も可。(11日で終了)
しかも知り合いの島田理璃さんが1Fホールでエリック・サティを弾くというので出かけた。
このアールデコの館にこれほどふさわしい音楽と演奏者もいないだろう。


香水塔


床のタイルがアールデコらしいモザイク柄になっている


応接室のひとつ


食堂のガラス


空調器具の蓋が見事


食堂のこの部分は接写禁止であった


モダンな感じがするサンルームには真っ赤なマルセルブロイヤーの椅子が良く似合う

夢中でたくさん写真を撮ったが、もう載せきれないので、また。
: アート : 10:19 : comments(2) :
アートナイト
27日土曜日に始まり翌日28日日曜日に終了した六本木アートナイトはやっぱり楽しかった。
昨年よりずっと人出も多かった。
外国の人たちはこういうお祭りを楽しむのが上手。
家族総出で飲み物や食べ物片手に子供を肩車するお父さんやバギーを押すお母さんが一緒に楽しんでいた。
日本人はというとアベックやグループが多く家族連れはあまり見かけない。
年齢層は若い人たちばかりではなく、結構年配の方たちも。(自分も含めて)
六本木ヒルズはやはり地形の面白さも手伝って自然と立体的な展示になり、
わくわくする。




アーティスト椿昇さんの『ビフォア・フラワー』がアリーナに登場




毛利庭園の毛利池にはチェ・ジョンファの巨大な『ロータス』が閉じたり開いたり


地下鉄の駅からヒルズまでの道にもたくさんのアートが隠れていた

さすがに真夜中からの美術館(入館料500円)には疲れていて行かれなかった。終電後は無料でバスが運行。アートナイトそのものは無料。
来年もぜひ。
: アート : 23:00 : comments(2) :
アイ・ウェイウェイ展ー何に因って?
ふと時間ができたのでアヤちゃんを誘って一緒に森アートセンターまでアイ・ウェイウェイの展覧会を見に行って来た。
息子が気に入ってすでに2回見に行っており、夫もとても勧めてくれていたので楽しみに出かけた。

中国はすでにGNPで日本を抜く勢いである。それでいて、今にもひっくりかえりそうな、アンバランスな卵を内に抱えた巨人のようにも思える。
そんな中で生まれたコンセプチュアルアートなんだな、と考えた。
政府への批判のメタファーとして捉えられやすいが、そうは言っていない。
にもかかわらず何度も逮捕されているという、存在そのものが刺激的なアートのようだ。

フラッシュをたかなければ写真撮影可。


上から見ると中国地図になっている古い木を使った作品


月の箪笥


古い寺院の断片で作ったオブジェも上から見るとちゅうごくの地図になっていて台湾つき

11月8日まで、六本木ヒルズ森タワー53階・森美術館にて
: アート : 16:35 : comments(2) :
家族写真を撮ってもらう
家族写真をとってもらう、というタイトルなのにカテゴリーがアート?と思われた方もいらっしゃると思う。
実は私も夫にふと誘われるまま、渋谷のスタジオに出かけたのだった。

写真家のレスリー・キーさん(サイトはこちら)が、1000人のアジア人を撮影するプロジェクトを立ち上げて選んだ人たちを撮影中。その中に森アートセンターで働いている夫が選ばれてモデルをすることになったのだ。
しかしギャラは払えないので、代わりに家族の写真を撮ってくれるということになった。
たまたまその事務所でプロデューサーとして働いている若者の一人が、夫の大学時代の知り合いの息子さんという偶然もあり、夫は二つ返事で引き受けたようだ。
レスリー・キーさんがどれほど大物写真家か、などの予備知識も一切なく気楽にスタジオにお邪魔した私と長男。夫はもちろん表参道ヒルズで一度写真展をしている関係でレスリーを知っている。(残念ながら娘は来られなかった)
人懐っこいシンガポール生まれ(1971年)のレスリーは、自分の生い立ちから今やっていること、いままでの仕事などを立て板に水の日本語でわーっとしゃべる。
日本語、中国語、英語すべてOK。
レスリーから聞いてびっくりしたこと。
レスリーは幼い時に父親を亡くし、13歳のときには母親もなくなって妹と二人、日系企業がスポンサーとなっている孤児院で7年間を過ごしたという。
その後日立などの日系企業で働きながらお金を貯めてシンガポールから世界にでた。
当時知った日本のインフラ技術、電気製品の技術、そしてそのような企業の奥さんたちが好きだったユーミンの歌を心に、80年代の日本に来たレスリーは、悲しかったのだそうだ。
もぷバブルも崩壊して、世界の中で輝いているに違いないと思っていた日本がすっかり弱くなっていたからだそうだ。
マイケル・ジャクソンがWe are the Worldでアフリカを救おうとしたように自分はニューヨーク滞在中にスマトラ沖地震を知り、アジアの300人を撮りおろしてチャリティにあてたという。それを自分はWe are the Asianと考えている、という。
今は1000人の写真をSanrioのキティちゃんとのコラボで撮っている。
夫はそのモデルの中の一人なのだ。
キティちゃんにも思い出があるようだった。
キティちゃんに口が描かれていないことでアメリカのウーマンリブ団体から
女が発言権を認められていない証拠、と騒がれたことがあるが、
レスリーは「日本人の奥ゆかしさ」と考えているという。
彼の頭の中には「平和」というミッションが常にある。

著作権の問題でBlogには写真が載せられない!!
でもレスリーは人をピュアに見えるように撮ることが上手いのではないかと思った。自分の顔も息子の顔も自然な笑顔でピュアに写っていた。
素晴らしい!!
: アート : 09:46 : comments(4) :